Notionのリレーション・ロールアップを使った売上管理テンプレートを解説。不動産収支管理・フリマ販売向けのリレーション方式とサブアイテム方式を比較し、自動集計の設定手順からFormula 2.0の活用まで網羅。すぐ使える無料テンプレート付き。
Friday, April 10, 2026

案件の進捗、請求状況、売上実績、顧客情報——それぞれが別のスプレッドシートやメモに散らばっていて、「今月いくら入ってくるか」を確認するだけで時間がかかる。
Notionのリレーションとロールアップを使うと、これらを一画面で確認できるようになります。
こう変わります(Before → After)
この記事でわかること
この記事では、Notionのリレーションとサブアイテム機能を活用した売上管理システムの構築方法を解説します。
自動集計の仕組みを取り入れることで、入力作業を最小限に抑えながら必要な分析情報を引き出せる環境を作ります。
Notionの機能を活用することで、データ入力の手間を減らしながら、経営判断に必要な情報を増やすというバランス逆転を実現できます。
それでは、Notion売上管理の全体像から見ていきましょう。

まずは完成形のテンプレートを見ながら、Notionで実現できる売上管理システムの全体像をつかみましょう。
この記事で紹介するテンプレートは、データを一度入力するだけで様々な角度から分析できる仕組みになっています。
今回ご紹介するのは、以下の3種類のテンプレートです。
それぞれ異なる管理方法と用途に最適化されています。
テンプレートの種類と特徴
従来のエクセルやスプレッドシートでの管理と比べて、Notionの売上管理システムには以下のようなメリットがあります。
Notionの売上管理システムは、特に以下のような方におすすめです。

次のセクションでは、リレーション方式とサブアイテム方式という2つの基本パターンを比較し、自分のビジネスに合った方式の選び方を解説します。

Notionで売上管理システムを構築する際、大きく分けて2つの方式があります。
それぞれの特徴を理解して、自分のビジネスに最適な方法を選びましょう。
リレーション方式は、2つの別々のデータベースを連携させて管理する方法です。
慣れてきたら3つ4つと連携するDBを増やしていきましょう。
例えば、不動産管理では「物件情報DB」と「収支DB」を、フリマ販売では「購入物一覧DB」と「売却セットDB」を連携させます。

リレーション方式のメリット
・データの役割が明確に分かれる(マスタDB vs 取引DB)
・多対多の関係性を表現できる(1商品が複数の販売セットに含まれるなど)
・各DBで異なるプロパティ構成が可能
・マスタデータの一元管理と再利用性が高い
リレーション方式のデメリット
・初期設定がやや複雑
・ロールアップの概念理解が必要
リレーション方式のテンプレートとしては、不動産管理テンプレートとフリマ販売テンプレート(リレーション方式)の2種類を用意しています。
前者は物件と収支の管理に、後者は商品と販売の管理に特化しています。
サブアイテム方式は、1つのデータベース内で親子関係を表現して管理する方法です。
例えば、フリマ販売では「販売セット(親)」と「構成商品(子)」の関係を1つのDBで表現します。

サブアイテム方式のメリット
・1つのDBで完結するシンプルさ
・直感的な親子関係の表示
・視覚的に階層関係を把握しやすい
サブアイテム方式のデメリット
・親子で同じプロパティ構成になる
・データの再利用性がやや低い
・複雑な集計や分析には工夫が必要
サブアイテム方式のテンプレートとしては、フリマ販売テンプレート(サブアイテム方式)を用意しています。
シンプルで直感的な操作感を重視した設計になっています。
今回提供する3種類のテンプレートの位置づけと選び方を整理しておきましょう。
テンプレートの選び方ガイド
なお、テンプレートの基本構造は理解した上で、自分のビジネスに合わせてカスタマイズするのがおすすめです。
例えば、フリーランスの方なら「クライアント情報」と「案件・請求情報」、EC事業者なら「商品マスタ」と「販売記録」という構成に変更するといった具合です。
どちらの方式を選ぶべきか迷った場合は、以下のポイントで判断するとよいでしょう。
両方を組み合わせることも可能
実は、リレーション方式とサブアイテム方式は排他的ではなく、組み合わせることも可能です。例えば:
・「物件DB」と「収支DB」をリレーションで連携
・「収支DB」内では「修繕工事」と「内訳」をサブアイテムで親子関係にする
・「商品DB」と「顧客DB」をリレーションで連携し、「顧客DB」内で顧客と担当者をサブアイテムで表現
慣れてきたら、自分のビジネスの構造に合わせた最適な組み合わせを見つけてみてください。
どの方式が自社に合うか、設計段階から一緒に考えます。
» 自社用の売上管理DB設計を相談する
次のセクションでは、まず基本となるリレーション方式での売上管理システムの構築方法を詳しく解説します。

それではリレーション方式での売上管理システムの構築方法を具体的に解説します。
リレーション方式の核となるのは、複数のデータベースを連携させるリレーション機能と、連携したデータを集計するロールアップ機能です。
リレーション方式での基本的なデータの流れは以下のようになります。
これによって、データベース間で情報が自動的に連携され、二重入力の手間がなくなるとともに、関連するデータを一覧で見ることができるようになります。
リレーション方式では、2つのデータベースの設計が重要です。
フリマ販売を例に、各データベースの役割と主なプロパティを見ていきましょう。

購入物一覧は、仕入れた商品の基本情報を管理するためのデータベースです。
1つの商品につき1つのレコードを作成します。
主なプロパティ
このデータベースでは、主に購入した商品を登録していくだけです。
リレーションプロパティ(売却セット)は、売却セットから登録するので、手動での入力は不要です。

売却セットは、販売した商品や取引の記録を管理するためのデータベースです。
1つの取引(販売)につき1つのレコードを作成します。
主なプロパティ
このデータベースの肝は、「購入したもの」のリレーションプロパティと「購入額計」のロールアッププロパティです。
これらによって、購入物一覧から関連データを自動取得し、売買利益の計算を自動化しています。
次に、リレーションとロールアップの具体的な設定方法を解説します。
リレーションは、別々のデータベースを相互に関連付ける機能です。
どちらのデータベースからでも設定できますが、今回は売却セット側から設定する手順を説明します。
これで売却セットから購入物一覧を参照できるようになります。
また、購入物一覧側にも自動的に「売却セット」というリレーションプロパティが作成されます。
リレーションを設定すると、互いのデータベースに自動的にリレーションプロパティが作成されます。これにより、どちらの側からも関連データを確認できるようになります。「制限」や「〜に表示」は慣れてきたら1つにしたりオフにしたり試してください。最初のうちは制限なし、可視化した方がわかりやすいと思います。
ロールアップは、リレーションで紐付けたデータのプロパティを集計する機能です。
売却セット側に設定して、関連する購入商品の価格を集計します。

これにより、売却セットにリレーションで紐づけられた購入商品の金額合計が自動的に表示されるようになります。
最後に、ロールアップで集計したデータを使って計算を行う数式を設定します。
例えば、「売買利益」を算出するために「売却額」から「購入額計」を差し引く数式を作成します。

prop("売却額") - prop("購入額計")これにより、売却額から購入額計を差し引いた利益が自動計算されるようになります。
さらに複雑な計算も可能です。例えば、手数料も考慮した実質利益を計算する場合:
prop("売却額") - prop("購入額計") - prop("手数料")
Formula2.0からは、直感的でわかりやすく表示されるようになりました。
四則演算だけでなく、条件分岐やテキスト操作も視覚的に組み立てられます。
» 四則演算の基本はこちら
設定が完了したら、実際の使い方を見ていきましょう。
フリマ販売の例で、データ入力から利益計算までの流れを説明します。
まず、購入物一覧DBに商品情報を登録します。

商品名、購入額、購入日、ジャンルなどの基本情報を入力します。
この段階では、リレーションプロパティ(売却セット)は空のままで構いません。
商品を売却したら、売却セットDBに新しいレコードを作成します。


売却日を入力し、「購入したもの」リレーションプロパティで該当する商品を選択します。
複数商品をセットで売却した場合は、複数の商品を選択できます。

選択した商品が表示されたら、売却額を入力します。
手数料などがある場合は、そちらも入力します。

商品を選択してデータを確定すると、ロールアップによって購入額計が自動的に計算され、さらに数式によって売買利益も自動計算されます。
ここまで入力したら、作業は完了です。

このように、リレーションデータベースから売却したものを選択するだけで、購入額計と売買利益が自動的に計算されます。
手間をかけずに、正確な収益管理が可能になります。
Notionの強みは、同じデータをさまざまな角度から見ることができる点です。
ビューを活用することで、データ入力を増やさずに多角的な分析が可能になります。
合計の表示は標準機能として搭載されています。以下のように設定すると便利です。

売却額や利益の合計、平均利益率など、様々な指標を表示できます。
テーブルビューの下部に自動的に集計結果が表示されるため、全体の傾向を把握しやすくなります。
データが増えてきたら、目的に応じたフィルタービューを作成しておくと便利です。

これらのビューをあらかじめ作成しておくことで、目的に応じた分析がワンクリックで実行できます。
テーブルビュー以外にも、ギャラリービューやカレンダービューを活用すると、より直感的にデータを把握できます。
これらのビューを組み合わせることで、データを多角的に分析し、より戦略的な意思決定ができるようになります。

ここからは、不動産管理に特化したリレーション方式テンプレートの詳細を解説します。
このテンプレートは、複数の物件や賃貸物件の収支管理を効率化したい不動産会社向けに設計されています。
この不動産管理テンプレートは、「項目DB」と「収支DB(売上・経費DB)」の2つのデータベースをリレーションで連携させた構成になっています。
シンプルでありながら、物件ごとの収支分析や月次推移の可視化など、不動産経営に必要な分析機能を備えています。
テンプレートの構成要素
「空室対策」などのDBと紐付けるとさらに便利なトータルダッシュボードが完成します。
» Notionダッシュボードの作り方【ビジネス・個人事業主向け】

項目DB(物件情報)は物件の基本情報を管理するマスターデータベースとして機能します。
物件を追加するたびに1件ずつレコードを作成します。
物件の基本情報を最初に登録しておくことで、収支DBでの取引記録時に簡単に物件を選択でき、物件ごとの収支分析の基盤となります。
登録した情報は物件の固定的な属性として保持され、取引情報とは別に管理されます。
収支DBは日々の取引を記録するためのデータベースです。
家賃収入、修繕費、管理費など、全ての取引を1件ずつ記録します。
このデータベースの核となるのは「物件」と「リレーション(部屋)」のリレーションプロパティです。
取引を記録する際に関連する物件や部屋を選択することで、物件ごとや部屋ごとの収支分析が可能になります。
リレーション(部屋)の活用法
「リレーション(部屋)」プロパティは拡張性を高めるためのイメージです。
将来的に部屋ごとの詳細管理をしたい場合に、「部屋DB」を作成して連携させることができます。
例えば:
・アパート経営で部屋ごとの収益性を分析
・入居者情報と収支情報を紐づけて管理
・リフォーム履歴を部屋単位で記録
必要に応じて新しいDBとの連携を追加することで、システムを段階的に拡張できます。
収支DBには、定期的な家賃収入から突発的な修繕費まで、あらゆる取引を記録します。
「種別」と「支払状況」のプロパティを活用することで、未回収の家賃や未払いの経費を簡単に把握することができます。
また、「家賃ロールアップ例」や「家賃のみ抽出」のようなプロパティを追加することで、特定の収支カテゴリに焦点を当てた分析も可能です。
これらのプロパティは必要に応じてカスタマイズすることで、より詳細な分析ができるようになります。
不動産管理テンプレートには、目的に応じた複数のビューが用意されています。
それぞれのビューの役割と活用法を見ていきましょう。

最も基本的なビューで、全ての取引を一覧表示します。
フィルターやソート機能を使用することで、以下のような分析が可能です。
テーブルビューの下部には、表示されている取引の合計金額が自動計算されるため、フィルターと組み合わせることで様々な集計分析が可能です。

月ごと・種別ごとの売上推移を棒グラフで可視化するビューです。
主に以下のような分析に活用できます。
グラフ表示により、数字の羅列ではわかりにくい傾向やパターンを直感的に把握できます。

物件ごとの収入と支出のバランスを比較できるビューです。
主に以下のような分析に活用できます。
物件別に収支を可視化することで、どの物件が収益に貢献しているか、またはどの物件に問題があるかを一目で把握できます。
不動産管理テンプレートを効果的に活用するための運用フローと実践的なポイントを紹介します。
テンプレートを導入したら、まずは以下の手順で初期設定を行います。
初期設定が完了したら、日々の取引を記録していくだけで、自動的に分析情報が更新されていきます。
効率的な運用のためのデイリー・マンスリーのフローは以下の通りです。
定期的にデータを確認することで、問題の早期発見や適切な意思決定が可能になります。
活用のポイント:月別・物件別の収益性比較
不動産投資で最も重要なのは、各物件の収益性と季節変動の把握です。以下のような分析を定期的に行うことで、投資判断や賃料設定の最適化ができます:
・月別の賃料収入の変動チェック(季節や更新時期による影響)
・物件ごとの実質利回りの計算と比較
・修繕費が特に多くかかっている物件の特定
・管理費用対効果の分析(管理会社変更の検討材料)
・税金や保険料などの固定費の確認
これらの分析を通じて、「どの物件にどれだけのコストがかかっているか」という現実を数字で把握できるようになります。
不動産管理テンプレートは、基本構造を維持しながら様々な方向にカスタマイズできます。
不動産経営のスタイルや規模に合わせた応用例を紹介します。
カスタマイズする際は、基本的なリレーション構造を維持しながら、必要な情報を段階的に追加していくことをおすすめします。
まずはシンプルな構造で運用をスタートし、使いながら自分に必要な要素を追加していくアプローチが効果的です。
次のセクションでは、1つのデータベースで親子関係を表現するサブアイテム方式での売上管理システムの構築方法を解説します。

ここからは、もう一つの方式であるサブアイテム方式での売上管理システムについて解説します。
この方式は、1つのデータベースだけでシンプルに売上管理を実現できるのが大きな特徴です。
サブアイテムとは、1つのデータベース内で親子関係を作る機能です。
ブログの記事と章、プロジェクトとタスク、商品とバリエーションなど、階層関係のあるデータを管理するのに適しています。

サブアイテム方式では、フリマ販売を例にすると「販売セット(親)」と「構成商品(子)」の関係を1つのDBで表現します。
これにより、リレーション方式のように2つのデータベースを行き来する必要がなくなります。
サブアイテムの特徴
・親アイテムと子アイテム(サブアイテム)の階層構造を作れる
・同じデータベース内で完結するので構造がシンプル
・親子関係を視覚的に把握しやすい
・トグル表示で折りたたみ表示が可能
例えば、フリマ販売で複数の商品をセットで売る場合、セット全体を親アイテムとし、含まれる各商品をサブアイテムとして管理できます。
売上はセット全体に対して記録し、仕入れコストは各商品ごとに記録することで、利益を自動計算できます。

サブアイテムをたたむことで、非常に簡潔でみやすい管理表になります。
必要な時に展開して詳細を確認できるので、データが増えても見やすさを維持できます。
公式のサブアイテムの使い方もご参照ください。
サブアイテムを使うと自動的にリレーションを組んでくれます。
サブアイテム機能を有効にする手順は次の通りです:
サブアイテムを追加するには、既存のアイテムの下に新規アイテムを作成し、「親アイテム」プロパティで上のアイテムを選択します。
または、テーブルビューのインデント機能を使って簡単にサブアイテム化することもできます。
サブアイテムを使った売上管理では、1つのデータベースの中で親子関係を表現します。
サブアイテムの重要な特徴として、親アイテムとサブアイテムは同じプロパティ構成を共有する点があります。

サブアイテムでは、親と子が同じプロパティを持ちますが、それぞれ異なる目的で活用できます。
サブアイテムの特徴と注意点
サブアイテム機能を有効にすると、自動的に2つのリレーションプロパティ(親アイテムとサブアイテム)が生成されます。
親アイテムとサブアイテムは常に同じプロパティ構成を持つため、プロパティの意味づけを工夫する必要があります。
例えば販売日と購入日は同じ日付プロパティを使い、表示名を使い分けると良いでしょう。
リレーション方式とは異なり、親子で異なるプロパティ構成を持たせることはできません。
売上と仕入れから利益を自動計算するには、ロールアップと数式を組み合わせます:
ステップ1: 仕入計のロールアップ設定
「仕入計」プロパティをロールアップで作成:
・リレーション: サブアイテム
・プロパティ: 金額
・計算: 合計
ステップ2: 利益の数式設定
prop("金額") - prop("仕入計")このように、サブアイテムを活用することで、シンプルな構造でありながら、販売単位ごとの利益を自動計算できるシステムを構築できます。
サブアイテム方式での集計は、主に以下の2つのアプローチがあります:
prop("サブアイテム").map(current.prop("仕入額")).sum()どちらの方法も、親子関係を活かして自動的に集計ができる点がメリットです。
数式による方法は、より柔軟な集計が可能ですが、ロールアップの方がシンプルで直感的です。
サブアイテム方式での具体的な入力フローを見ていきましょう。
この方法では、親アイテムと子アイテムの両方を1つの画面で管理できるため、データ入力の流れがスムーズです。
また、必要に応じて親アイテムを展開/折りたたみできるので、視覚的にもわかりやすくなっています。
サブアイテム方式でも、様々なビューを活用することで多角的な分析が可能です。
特にテーブルビューでは、親アイテムのみを表示するフィルターを設定することで、概要だけを確認するビューを作成できます。
必要に応じて展開して詳細を確認するというフローが効率的です。
Q: サブアイテムのトグルを開いたままにするには?
A:
「フィルター」から設定可能です。
フィルターからサプアイテムとして設定しているプロパティを選択し、「[サブアイテムのプロパティ名]が未入力」を設定します。すると、トグルがすべて開いた状態で開くようになります。
サブアイテムは様々なビジネスシーンで活用できます:
サブアイテムの活用ポイント
サブアイテムとリレーション+ロールアップを使い分けるポイント:
サブアイテムの特徴を理解して活用することで、Notionでのデータ管理をより効率的に行うことができます。
特に階層構造を持つデータの管理には非常に強力なツールとなります。
次のセクションでは、より高度な売上分析を実現するための応用テクニックを解説します。

ここまで学んだリレーションとサブアイテムを基礎として、さらに高度な売上分析を実現するためのテクニックを紹介します。
Formula 2.0や視覚化機能を活用することで、より深いビジネスインサイトを得ることができます。
Notionの数式2.0(Formula 2.0)は、ドット記法や.map関数など強力な機能を提供し、データ分析の可能性を大きく広げました。
特にロールアップを使わずに直接データを集計できる点が革新的です。
従来のロールアップでは、データを集計するために3ステップが必要でした。
数式2.0では、.map()と.sum()を組み合わせて1ステップでデータを集計できます。

// リレーション方式での集計 prop("購入したもの").map(current.prop("購入額")).sum()サブアイテム方式でも同様に、サブアイテムの値を直接集計できます。
// サブアイテム方式での集計 prop("サブアイテム").map(current.prop("金額")).sum()この方法のメリットは、プロパティ数を減らせることと、より複雑な条件付き集計が可能になることです。
数式2.0の.filter()と組み合わせることで、条件に合うデータだけを集計することも可能です。
カテゴリ別売上の集計(例:衣類カテゴリのみの集計)
prop("購入したもの") .filter(current.prop("カテゴリ") == "衣類") .map(current.prop("購入額")) .sum()期間指定での売上集計(例:今月の売上のみ集計)
prop("購入したもの") .filter(formatDate(current.prop("販売日"), "YYYY-MM") == formatDate(now(), "YYYY-MM")) .map(current.prop("購入額")) .sum()これらの数式を活用することで、プロパティを増やさずに様々な角度からデータを分析できます。
数式2.0の活用ポイント
数式内でリレーションデータを扱う際には以下の点に注意しましょう:
・empty()で空チェックを忘れずに
・.map()の前に.filter()で条件を絞り込むと処理が軽くなる
・formatDate()を使って日付比較を正確に行う
・複雑な数式は、段階的に分解して作成する
基本的な売上管理システムの構造を応用して、様々な業種に合わせたカスタマイズが可能です。
ここでは主な業種別のカスタマイズポイントを紹介します。
ビジネスの特性に合わせてカスタマイズすることで、単なる売上管理だけでなく、事業全体の管理システムへと発展させることができます。
ステップアップのヒント
最初から完璧なシステムを目指すのではなく、まずは基本的な売上管理から始めて、徐々に機能を追加していくアプローチがおすすめです。
使いながら必要な機能や分析を追加していくことで、自分の業務に最適化されたシステムを構築できます。
Notionを活用した売上管理システムの構築は、単なるデータ記録の枠を超え、経営判断を支援する情報基盤として機能します。
リレーション方式とサブアイテム方式、それぞれの特性を理解し、自分のビジネスに合った方法を選ぶことが成功の鍵です。
選ぶべき方式のポイント
・リレーション方式:データの役割が明確に分かれている場合、多対多の関係性がある場合
・サブアイテム方式:シンプルな構造を重視する場合、明確な親子関係がある場合
どちらの方式も、入力の手間を最小限に抑えながら、必要な分析情報を自動的に得られる点が最大の魅力です。
本記事で紹介した3種類のテンプレートは、それぞれの管理ニーズに対応できるような基本設計がされています。
まずはシンプルな形から始め、使いながら必要な機能を追加していくアプローチが、長続きするシステム構築の秘訣です。
Notionのリレーション、ロールアップ、サブアイテム機能を使いこなせば、エクセルでは実現が難しかった柔軟なデータ管理が可能になります。
テンプレートからスタートして、自分だけの最適な売上管理システムを構築してみてください。
「売上管理DB、自分で作るのは大変そう…」と思ったら
リレーションやロールアップの設計は、「何をどう紐づけるか」が見えれば一気にスッキリします。
自社の案件・売上・顧客をどう整理するか、30分で一緒に設計できます。
この記事のポイントまとめ
.map().sum()でロールアップ不要の直接集計も可能AIに聞いてもうまくいかない…そんなときは、聞き方よりも「何を整理すべきか」が見えていないだけかもしれません。
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バックオフィス11年の経験で「終わらない手作業」の辛さを痛感。その原体験から、社長の"思考"そのものをNotionとAIで仕組み化する専門家として独立。
単なるツール導入ではなく、事業全体の情報の流れを設計し、あなたの時間を創り出します。
» プロフィール詳細
「ツール習得の時間はない、丸投げしたい」という方はこちら。
結論から言うと、EvernoteからNotionへの移行は10分で終わります。
しかも移行後は、ページ数無制限・デバイス制限なし・無料プランでも本格的に使える環境が手に入ります。
2026年現在、Evernoteは度重なる値上げとプラン刷新(v11)で年額$99〜が必要に。
一方Notionは無料プランでも十分実用的で、世界中で急成長中のプラットフォームです。
この記事では「移行すべきか」の判断材料から、実際の移行手順(画面キャプチャ付き)、移行後の活用法まですべて解説します。
Evernoteからの移行は決して複雑な作業ではありません。
この記事では、移行を検討すべき理由から具体的な手順、そして移行後の効果的な活用方法まで、実際の画面キャプチャとともに詳しく解説しています。
あなたの大切なデータを安全に移行し、より効率的な情報管理を実現するお手伝いをします。

オワコン=終わったコンテンツ
今後の展開に期待できないサービスなどに使われる言葉です。
「Evernoteはオワコン」という言葉をよく目にするようになりました。
しかし、感情的な判断ではなく、客観的なデータに基づいて考察する必要があります。
ここでは検索需要から分析してみましょう。

上図は「Evernote」という単語がGoogleでどのくらい検索されたかを示すグラフです。
2009年から2012年頃をピークに、現在ではほぼ検索されていないことがわかります。

対照的に、Notionの検索需要は2021年から2025年にかけて急上昇しています。
情報管理ツールにおいて「今、何が注目されているか」を如実に示しています。
一般的にツール系では、検索する人が多い=ユーザー数が多い=活発に開発が続けられるという関係があります。
この観点では、EvernoteよりもNotionに将来性があることは否定できない事実です。
ただし、「オワコン」という極端な表現が正しいかは別問題です。
買収後のEvernoteも着実に機能改善を続けており、特にAI機能の導入など前向きな進化も見られます。
結論として、Evernoteが直ちに終了するリスクは低いものの、情報管理ツールとしての発展性や市場での位置づけを考えると、Notionなど他のツールへの移行を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。

Evernoteを取り巻く状況を正確に把握するため、買収から現在までの変化を詳しく見ていきましょう。
噂や憶測ではなく、事実に基づいて現状を理解することが重要です。
2023年1月、Evernoteはイタリアのテクノロジー企業Bending Spoonsによって正式に買収されました。
この買収により多くのユーザーが「サービス終了では?」と不安を感じましたが、実際はどうだったのでしょうか。
Bending Spoonsは「買収によってEvernoteがなくなることはない」と明言しており、実際にサービスは継続されています。
同社は2013年設立のミラノに本拠を置く企業で、これまでにSplice、Reminiなど世界で5億人以上が利用するアプリを運営してきた実績があります。
日本法人の解散により、今後の日本語サポートの質が懸念されています。
ただし、サービス自体は継続しており、日本語版も引き続き提供されています。
買収後のEvernoteは、実は大幅な機能向上を遂げています。
特にAI技術の導入により、従来にない新しい価値を提供し始めました。
2024年に導入されたAI機能
さらに、パフォーマンスの大幅向上も実現されています。
買収前と比較して、同期速度が17倍向上し、アプリの安定性も大きく改善されました。
また、アップデート頻度も4〜8週間に1回から1週間に1回へと大幅に増加しています。
当初これらのAI機能は無料プランでも利用可能(ベータ版)として提供されていました。
しかし2026年のプラン刷新(v11)以降は有料のStarter/Advancedプランに統合されており、AI機能を本格活用するには有料プランへの移行が前提となっています(詳細は下の2026年追記を参照)。
📌 2026年追記:Evernote v11 リリース(2026年1月19日)
2026年1月、EvernoteはAI機能を核とした5年ぶりの大型アップデート「v11」を正式リリースしました。搭載された3つのAI機能は以下のとおりです。
Bending Spoons体制下では2024年以降250以上の新機能・改善が追加されているとされており、買収後のEvernoteは活発な開発が続いていると言えます。
Evernoteへの不満が高まり移行が加速した、最も大きな要因が繰り返す料金改定です。
買収後、2023年から2026年にかけて段階的に値上げ・プラン再編が続いています。

2023年5月:大幅値上げと無料プランの制限強化
Bending Spoons買収後初の大きな料金改定が実施されました。有料プランは約1.5〜1.8倍に値上がりし、無料プランもノート50個・ノートブック1個・1デバイス同期という厳しい制限が課せられました。
複数デバイスで使っていた多くのユーザーが有料移行か他サービスへの乗り換えを余儀なくされ、これが「Evernote離れ」が加速した最大の転換点でした。
2026年:プラン体系をさらに刷新(Starter/Advanced体制へ)
2026年、EvernoteはPersonal・Professionalの2プランを廃止し、Starter・Advancedの2プラン体制に移行しました。v11でのAI機能強化を背景に価格はさらに上昇し、旧Personalユーザー(年約9,300円相当)がStarterへ移行すると年額$99(約15,000円前後・為替変動あり)と実質的な値上げとなっています。
日本円での正確な価格はEvernote公式サイトをご確認ください。
2023年から続く価格上昇により、Evernoteの料金面での競争力は確実に低下しています。
ただし、v11リリースでAI機能は大幅強化されており、コストと機能のバランスをどう評価するかが移行判断のカギとなります。
移行を検討する前に、EvernoteとNotionの違いを正しく理解することが重要です。
単純な機能比較ではなく、それぞれのツールが目指すコンセプトの違いから見ていきましょう。
EvernoteとNotionは、一見似たような情報管理ツールに見えますが、根本的な思想が大きく異なります。
この基本思想の違いにより、どちらが適しているかは使用目的によって大きく変わります。
単純な情報蓄積と検索を重視するならEvernote、情報を活用して何かを作り上げたいならNotionが適しています。
2026年現在の両サービスの機能を詳しく比較してみましょう。
| 比較項目 | Evernote 無料プラン | Evernote Starter(有料) | Notion 無料プラン |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 年額$99 (約15,000円前後) | 無料 |
| 同期できる端末数 | 1台まで | 3台まで | 制限なし |
| ノート・ページ数 | 50個まで | 1,000個まで | 制限なし |
| ノートブック数 | 1個まで | 20個まで | ページ階層で管理 (制限なし) |
| 月間アップロード容量 | 250MB | 制限拡大 | 制限なし |
| 1ファイルあたりの上限 | 25MB | 200MB | 5MB |
| AI機能 (検索・編集・文字起こし) | 制限付きで利用可 | フル利用可 (AI Assistant等 v11搭載) | トライアルのみ ※Business以上で本格利用 |
| OCR (画像・PDF内の文字検索) | なし | あり | 非対応 |
| データベース・多様なビュー (テーブル・カンバン・カレンダー等) | なし | なし | あり (Notionの核心機能) |
| Googleカレンダー連携 | なし | あり | あり (Notion Calendar) |
| タスク・リマインダー設定 | なし | あり | あり |
| 画像・PDFへの描き込み | なし | あり | なし |
| カスタムテンプレート | なし | あり | あり |
※ Notion Starterに相当する「Plusプラン」(月額1,650円・年払い)ではAI機能は2025年5月以降トライアルのみ。AI機能を本格活用するにはBusinessプラン(月額3,150円・年払い)が必要です。
メモ・文書作成機能
検索・OCR機能
情報の整理・構造化
特筆すべきはモバイル体験の違いです。
EvernoteはネイティブアプリとしてiOS/Androidに最適化されており、モバイルでの軽快な操作感が強みです。
Notionもモバイルアプリは充実していますが、複雑なデータベース操作はデスクトップの方が快適です。
移行検討において最も重要な要素の一つがコストパフォーマンスです。
2026年現在の料金体系を詳しく比較してみましょう。
無料プランの充実度はNotionが明らかに優位ですが、AI機能の扱いは2026年時点で逆転しつつあります。
Evernote StarterはAI機能込みで年約15,000円、Notion AIを本格利用するにはBusinessプランで月3,150円(年約37,800円)が必要です。
個人利用でAI不要ならNotion無料プランが最もコスパが高く、OCRや添付ファイル管理・AI機能をセットで求めるならEvernote Starterも選択肢になります。

多くのユーザーがEvernoteからNotionへの移行を決断しています。
その主な理由を詳しく見ていきましょう。
長年Evernoteを使ってきた方にとっては愛着があるかもしれませんが、両方を使った経験から言えば、Evernoteの優位性は限られているのが現実です。
Evernoteの主なメリットは以下の点に集約されます:
しかし、これらの機能も有料プランでしか十分に活用できないか、代替手段があります。
例えば、OCR機能はGoogle DriveやMicrosoft Lensなど無料のサービスでも利用可能です。
Evernoteは「便利な機能は有料で提供」という戦略から発展してきました。
しかし、現在の市場では多くの機能が無料で提供されるのが標準になっています。

特に不便だった端末の制限(無料プランで1台のみ)は、クラウドサービスの本質からかけ離れています。
NotionやGoogleドキュメントなど、多くのサービスでは無料プランでも端末制限がありません。
移行の最大の理由は、Notionの圧倒的な柔軟性と拡張性にあります。
単なるノートアプリの枠を超え、あらゆる情報管理ニーズに対応できる点が魅力です。
Notionでは以下のようなことが可能です:
データベース機能により、縦にも横にも拡張できるのがNotionの強みです。
作成したノートをリンクで繋げたり、親子関係にしたり、さらにはデータベースとして構造化したりと、情報の活用方法が無限に広がります。
特筆すべきは、ノートアプリでありながらノーコード開発ツールとしての側面を持つ点です。
プログラミングの知識がなくても、高度なシステムを構築できます。
とはいえ、Notionを初めて使う方は「ノートとして使うだけなら操作性はEvernoteとほぼ変わらない」ことを知っておくと安心です。
高度な機能は必要に応じて少しずつ取り入れればよいのです。
さらに、Notionを選ぶもう一つの大きな理由が「サービスの将来性」です。
2026年現在、急成長を続けるNotionは、継続的な機能拡張と改善が期待できます。
そして何より、Evernoteは「第二の脳」をうたいながらも単なる情報の保管庫に留まっているのに対し、Notionは情報を構造化し活用するための真の「第二の脳」として機能する点が最大の違いなのです。
📌 2026年追記:サエが実際にNotionで作ったもの(すべて無料プランで運用中)
Notionの自由度を一番実感できるのは「実例」を見ること。このブログを運営するサエが実際にNotionで作って使い続けているものをご紹介します。すべて無料プラン・プログラミング不要で作れるシンプルなものです。
どれも「すごいシステム」ではなく、ちょっと便利な表を作ってみただけという感覚で始められるものです。
それでも使い続けると情報が蓄積され、Evernoteでは絶対にできない使い方ができるようになっていきます。

移行を決断する前に、移行によって何を得て、何を失うのかを明確にしておくことが重要です。
また、スムーズな移行のための準備と適切なタイミングについても詳しく見ていきましょう。
EvernoteからNotionへの移行は、単なるツール変更ではありません。
情報管理の思考法そのものの変化を伴います。
Notion移行で得られるもの
移行により失う可能性があるもの
重要なのは、失うものに対する代替手段を理解しておくことです。
例えば、OCR機能については、NotionにはありませんがGoogle DriveのOCR機能やサードパーティアプリで補完できます。
スムーズな移行のために、事前準備が移行成功の鍵となります。
以下の手順で準備を進めましょう。
移行を機にした情報の断捨離
移行は情報の断捨離に最適な機会です。
「保存したこと」で満足していた不要な情報を削ぎ落とし、本当に必要な情報だけを移行することで、より効率的な情報管理が実現できます。
全データを移行する必要すらなく、私は必須情報だけを移行し、必要な時にEvernoteを参照しています(もう今では開くこともありません)。
適切な移行タイミングを選ぶことで、業務への影響を最小限に抑えることができます。
移行に適したタイミング
多くの場合、段階的移行がおすすめです。
まずは新規の情報管理をNotionで始め、必要に応じて過去のデータを移行することで、無理なく移行を進められます。
移行作業にかかる時間の目安として、データベース構築に1〜2週間、データ移行に数日〜1週間、慣れるまでに1〜2ヶ月程度を見込んでおくと良いでしょう。

いよいよ実際の移行手順に入ります。
「移行は難しいのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、Notionはバックエンドでデータ変換を最適化するため、驚くほど簡単です。
段階を追って詳しく解説していきます。
まずはNotionのアカウントを作成し、基本的な設定を行います。
重要:デスクトップ版またはWeb版を使用
移行作業はデスクトップ版またはWeb版のNotionから行う必要があります。
スマホアプリからは移行できませんのでご注意ください。
Notionのインポート機能を使って、Evernoteのデータを移行します。
1. Notionの左サイドバー最下部にある「インポート」ボタンをクリック

2. インポート元として「Evernote」を選択

3. Notionがアクセスすることを承認

4. 移行するノートを選択
・すべてのノートを一度に移行するか、特定のノートブックのみを選択
・移行するノートにチェックをつける

5. インポートボタンをクリックして移行開始
・データ量によっては数分〜数十分かかることがあります
・処理中もNotionの操作は継続可能です
公式サイトでは、移行手順のGIF動画も公開されています。

インポートが完了すると、Notionのワークスペースに移行されたデータが表示されます。

移行後のワークスペースには以下が追加されます:
データ移行後、以下の作業を行って移行の品質を確認します。
移行後のEvernoteデータについて
移行が完了しても、Evernoteのデータはそのまま残ります。
しばらくは両方のサービスを併用し、Notionの操作に慣れてから必要に応じてEvernoteをクリーンアップすることをおすすめします。
移行作業自体は驚くほど簡単ですが、移行後のデータ整理と構造化が重要です。
Notionの強みを活かすには、単純なノートからデータベース形式への変換を検討するとよいでしょう。
また、重要なEvernoteデータをバックアップとして残しておくことで、万が一の際の安全策になります。
EvernoteからNotionへの移行で一番大事なのは、データをそのまま移すことではなく、移行前に分類ルールを決めることです。
» EvernoteからNotionへ移行する設計を相談する

Evernoteからの移行は基本的にスムーズですが、データ量や形式によってはトラブルが発生することもあります。
ここでは発生しがちな問題と解決方法を紹介します。
移行時に発生しやすいエラーの主な原因と対処法です。
「インポートできない」エラーの対処法
「移行が終わらない」場合の対処法
特に大量のデータを一度に移行しようとすると問題が発生しやすいです。
この場合、小さなノートブックから始め、徐々に移行範囲を広げるアプローチが効果的です。
モバイルユーザーには特有の課題があります。
重要:モバイルアプリでは移行不可
EvernoteからNotionへの移行は、モバイルアプリからは行えません。
必ずパソコンのブラウザまたはデスクトップアプリを使用してください。
モバイル中心のユーザーにおすすめの解決策:
移行後のモバイル体験について確認すべきポイント:
Notionのモバイルアプリは機能面では優れていますが、Evernoteに比べるとやや動作が重いことがあります。
重要な情報へのアクセスをショートカットなどで効率化することをおすすめします。
移行後に見られる主なデータ不整合の問題と修正方法です。
添付ファイル・画像の問題
レイアウト・フォーマットの問題
データの不整合は完全に避けられないため、移行後の確認と手動修正プロセスを計画に含めることが重要です。
特に重要なビジネス文書や頻繁に参照する情報は優先的に確認しましょう。
また、Evernoteでは問題なく表示されていた特殊書式(数式、特殊記号など)が変換されないケースもあります。
これらの要素が重要なノートについては、移行後に個別確認と修正が必要です。
補足修正の効率化テクニック
移行後のデータ修正作業を効率化するために、Notionの「ブロック複製」機能を活用しましょう。
一度フォーマットを整えたブロックをコピーして再利用することで、修正作業の時間を大幅に短縮できます。

Notionへの移行は終わりではなく、新しい情報管理の旅の始まりです。
ここでは、Notionの機能を段階的に取り入れ、情報管理からナレッジマネジメントへと発展させる方法を紹介します。
まずは使い慣れたEvernoteと同じような使い方からスタートし、徐々にNotionの機能に慣れていきましょう。
Notionの基本操作については、Notionの使い方:初心者でも3日で使いこなせる完全ガイドで詳しく解説しています。
移行直後は基本的な操作を習得することに集中し、少しずつNotionの世界に慣れていくことをおすすめします。
この段階で重要なのはシンプルに始めることです。
最初からNotionの複雑な機能に手を出すと挫折してしまう可能性があります。
Evernoteでしていたことと同じことをNotionでできるようになることを最初の目標にしましょう。
基本操作に慣れてきたら、次はNotionならではの機能を活用してワークフローを改善しましょう。
データベース機能による情報の構造化
同じデータを複数の視点で見ることがNotionの強みです。
例えば、タスクリストをリスト、カンバン、カレンダーと切り替えるだけで、視点が一気に変わります。
テンプレート活用による効率化
Notion公式のテンプレートギャラリーでは、無料で利用できる多数のテンプレートが提供されています。
初めからすべてを自作するよりも、テンプレートをカスタマイズする方が効率的です。
ページ間リンクによる情報のネットワーク化
Evernoteの単純なノート構造と異なり、Notionでは情報同士のつながりを明示的に作ることができるのが大きな特徴です。
これにより、単なる情報保存だけでなく、知識のネットワーク構築が可能になります。
Notionの基本と独自機能を習得したら、さらにビジネスや個人の生産性を高める高度な活用方法にステップアップしましょう。
プロジェクト管理への発展
プロジェクト管理をしたい方は、Notionダッシュボードの作り方の記事で詳しいカスタマイズ方法を解説しています。
ビジュアルで情報を把握しやすいダッシュボードは、仕事や個人の生活で一覧性を高める重要なツールです。
タスク管理システムとの統合

効率的なタスク管理システムを構築したい方は、GTD×Notionタスク管理テンプレートがおすすめです。
すぐに使える実用的なテンプレートで、タスク管理の煩わしさから解放されます。
チーム・組織での情報共有
組織での活用をお考えの方は、Notionで作る社内ポータル・社内wiki完全ガイドで詳しく解説しています。
チームの情報共有を一元化し、業務効率化を実現できます。
補足:Notionの自動化機能
Notionはシンプルさを保ちながらも、データベースオートメーション機能を使ったワークフロー自動化が可能です。
例えば、ステータス変更時の自動タスク作成、期限前リマインダー設定など、単純作業の自動化により生産性を大幅に向上できます。
Notionはシンプルなメモアプリから、個人の第二の脳、そしてチーム全体のナレッジマネジメントシステムへと発展させられる柔軟なツールです。
段階的に機能を取り入れ、自分に最適な情報管理環境を構築していきましょう。

EvernoteからNotionへの移行プロセスが完了した後も、様々な疑問が生じることがあります。
ここでは移行後によく寄せられる質問に答えていきます。
オフラインでのNotionの使用について:インターネット接続がない環境でも、以前開いたページは閲覧可能です。ただし、新しいページの作成や編集にはオンライン環境が必要です。重要なページは事前にキャッシュされるよう、訪問しておくことをおすすめします。
2026年現在のNotion AIについて
2025年5月の料金改定以降、Notion AIはフリープラン・Plusプランではトライアルのみとなりました。文章生成・要約・Q&A検索などのAI機能を本格活用するには、Businessプラン(月額3,150円・年払い)以上が必要です。
AI活用が必要なければ、フリープランのままで十分な情報管理が可能です。
その他にも疑問や質問がある場合は、公式サイトのヘルプセンターで詳しい情報を確認できます。
また、日本語での質問はNotion Japan公式Twitterでも対応しています。
EvernoteからNotionへの移行は、単なるツール変更ではなく情報管理の思考法そのものを進化させる機会です。
単なる情報蓄積から、構造化・活用・共有へと発展させることで、個人の生産性からチーム全体の知識共有まで一元管理できます。
2026年現在、EvernoteはAI機能を核としたv11をリリースし進化を続けていますが、Notionは世界中で急成長を続けるオールインワンプラットフォームとして存在感を高めています。
移行自体はシンプルですが、Notionの真価を発揮するには自分の使い方に合わせたカスタマイズが鍵となります。
「EvernoteからNotionへ移行したいけど、整理が大変そう…」と思ったら
移行手順自体はシンプルですが、既存ノートをどう分類して移すかで手が止まりやすいです。30分の無料相談で、移行前の整理から一緒に考えます。



