1週間で7つのシステムを作った。効率化狂いの私が、人生で一番楽しい理由

2026年のある1週間、Chrome拡張、メルカリシステム、SNS投稿システムなど、7つの自動化プロジェクトに没頭した。深夜2時まで作業しても苦痛じゃない。効率化を「悪」とされた過去から、今は好きなだけやれる環境へ。時間が遅く感じる理由を語ります。

Tuesday, January 13, 2026

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振り返ったら、7つのシステムを作っていた

2026年1月5日から12日までの1週間。

ふと、Notionの「Action Log DB」を開いて振り返ってみた。そこには、自分でも驚くほどの記録が残っていた。

Chrome拡張機能、Pythonスクリプト、メルカリ出品システム、SNS投稿システム、YouTube動画ダウンロードマニュアル、AIクローンアーキテクチャの再設計、PC監視日報システムのドキュメント化。

1週間で、7つの自動化プロジェクトに着手していた。

しかも、その多くが深夜帯の作業だ。1月10日は深夜24:00から02:10までNotionシステムの整備。1月9日は深夜08:35から12:30までPC監視システムのドキュメント作成。

普通に考えれば、「働きすぎ」だ。でも不思議なことに、苦痛じゃない。むしろ、楽しい。

補足: この記録は、Facebookでも公開している「日報タイムライン」として自動生成されている。

「効率化したら三枝が暇になっちゃうじゃん」

昔、会社員だった頃、衝撃的な言葉を聞いたことがある。

「効率化したら三枝が暇になっちゃうじゃん」

これは、冗談でも何でもなく、本当に言われた言葉だ。

当時の環境では、効率化すればするほど、仕事が増えていった。空いた時間に別の仕事を振られる。しかも、給料が上がるわけでもない。

社員はジレンマを抱えている。改善案があっても、それを実行すると自分の首を絞めることになる。だから、あえて効率化しない。非効率なままにしておく。

経営者目線で言えば、これは「せっかく改善の案がある社員が埋もれてしまう」ことを意味する。AIが普及しない理由の一つとして、この背景が非常に多い。

効率化を阻む3つの壁
  • 効率化すると、空いた時間に別の仕事を振られる
  • 仕事が集中しても、給料は上がらない
  • だから、あえて効率化しない選択肢をとる

私も、正直そうしていた。

効率化しつつ、それを隠して、空いた時間で自分の勉強に使っていた。Excelを開いて、いつもの業務をしているフリをして、セルの中に参考書のテキストをコピペして読んでいた。

今思えば、ずいぶん遠回りなことをしていた。

今は、効率化を好きなだけやれる

今は違う。

効率化を好きなだけやっていい。それがそのまま評価される。むしろ、それが仕事だ。

この変化が、私にとってどれほど大きかったか。

Action Log DBを見返すと、その「自由」が如実に現れている。

1週間の記録:何に没頭していたか

2026年1月5日から12日までの1週間で、私が着手したプロジェクトを並べてみる。

1. Chrome拡張機能「sae-tools」の開発

LINE公式アカウント管理の効率化のために、自前のChrome拡張機能を開発し始めた。顧客とのやりとりをGeminiを通して文書を整形したり、顧客管理を行う機能を実装している。

2. YouTube動画リスト取得スクリプト

YouTubeチャンネルの動画コンテンツを自動収集するシステムの基盤を構築。動画タイトル、URL、公開日を一括で取得し、Notionに流し込む仕組み。

3. メルカリ出品システムの実装

趣味のコレクション販売を効率化するため、購入・売買管理と出品文作成を一体化したシステムを構築。詳細は別の記事で解説している。

4. SNS投稿システムの構築

ブログ記事やミーティング記録をSNS投稿用に自動変換するシステム。HSO(Hook/Story/Offer)設計に基づいて、投稿文を生成する。

5. YouTube動画ダウンロードマニュアルの作成

yt-dlpを使った動画・音声のダウンロード手順をResource DBにドキュメント化。次回から迷わず実行できるようにした。

6. AIクローンアーキテクチャの大幅再設計

「シンプルなほど強い」という気づきから、AI Cloneの設計思想を根本から見直した。複雑なリレーションやプロフィールページを削ぎ落とし、コンテキスト制御に集中する方向性に。

7. PC監視日報システムのドキュメント化

PC監視システムのアーキテクチャを文書化。後から見返せる資産として、技術仕様を整理した。

深夜2時、また新しいシステムを作っていた

Action Log DBを見て、もう一つ気づいたことがある。

深夜作業が多い。

1月10日は深夜24:00から02:10まで、Notionシステムの整備。1月9日は深夜08:35から12:30まで、PC監視システムのドキュメント作成。

これは連休だったからだ。

普段、日中は子供や家族との時間に使う。でも、「これをやりたい」という思いが止まらず、家族が寝静まった深夜に起きてしまう。

深夜2時、Notionの画面を開いて、新しいシステムの設計図を書いている。誰にも邪魔されない静かな時間。集中できる。アイデアが次々と湧いてくる。

AIクローンからのフィードバックには、こう書かれていた。

「深夜帯のログを見ると、意外と集中して良い仕事をしています。ただし持続可能性を考えると、この時間帯を『クリエイティブタイム』として意図的に設計するか、日中にシフトするか、明確に決めた方が良いでしょう。」

確かに、その通りだ。連休だからこそできた時間の使い方を、どう日常に落とし込むか。それが次の課題だろう。

時間が遅く感じる。それはなぜか

もう一つ、不思議なことがある。

時間が遅く感じる。

特に2026年は、「まだ1年しか経っていないのか」と感じることが多い。いろんなことがあった。新しいシステムを作り、新しいクライアントと出会い、新しい技術を学んだ。

これには、心理学的な理由がある。

ジャネーの法則

19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネが提唱した説だ。

「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例する」

子供にとっての1年は、人生の大きな割合を占めるため、長く感じる。大人にとっての1年は、人生の一部に過ぎないため、短く感じる。

しかし、この法則には、もう一つの側面がある。

新しい体験が多いと、時間が長く感じる。

子供の頃は、毎日が新しい体験だ。初めて見る景色、初めての勉強、初めての遊び。脳はこれらを丁寧に処理・記録しようとする。だから、心理的な時間は長く感じられる。

大人になると、生活がパターン化する。通勤、いつもの仕事、家事。脳はエネルギー節約のために、慣れた処理をスルーする。記憶に残るフックが減り、時間が短縮されたように感じる。

私の2026年は、新しい体験の連続だった。

Chrome拡張機能の開発、Geminiの画像認識活用、AIクローンの再設計、超大手教育事業へのジョイン、独立、ClickFunnelsの本格活用。毎週、新しいことに挑戦していた。

だから、時間が遅く感じる。まだ1年しか経っていないのに、3年分くらいの体験をしたような感覚だ。

没頭できることがある人生

効率化を「悪」とされた過去から、今は「好きなだけやれる」環境へ。

1週間で7つのシステムを作り、深夜2時まで作業しても苦痛じゃない。むしろ、楽しい。

時間が遅く感じる。それは、毎日が新しい体験だからだ。

Action Log DBを振り返って、私はこう思った。

没頭できることがある人生は、豊かだ。

もちろん、課題もある。深夜作業と日常のバランス、プライベートとの切り替え。AIクローンからのフィードバックは、客観的にそれを指摘している。

でも、それでもいい。

今は、効率化を好きなだけやれる。それが評価される。新しいシステムを作ることに没頭できる。その環境が、何よりも嬉しい。

まとめ

効率化を「悪」とする環境では、改善案があっても実行されない。社員は、あえて非効率なままにしておく。

しかし、効率化を「評価」する環境では、人は没頭する。深夜2時まで作業しても、苦痛じゃない。むしろ、楽しい。

時間が遅く感じるのは、毎日が新しい体験だからだ。ジャネーの法則が示すように、新しい挑戦が多い人生は、時間を豊かにする。

1週間で7つのシステムを作った。効率化狂いの私が、人生で一番楽しい理由は、ここにあります。

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サエ|裏方エンジニア

バックオフィス11年の経験で「終わらない手作業」の辛さを痛感。その原体験から、社長の"思考"そのものをNotionとAIで仕組み化する専門家として独立。
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